漢字Talk 7.5.x インストール理論編

 アップルでは最新バージョンの Mac OS しか販売してないので、中古マックにシステムソフトウェアが付いてなかった場合、Old Mac 用の OS を合法的に手に入れるのが難しいのが悩みの種だったのだが、最近では(1999年末ごろから)漢字Talk 7.5.3 がアップルサイトからダウンロードできるようになった。

 ついでに、下記のソフトウェア類もダウンロードしてきて、寄せ集めインストールすればネットワークもバッチリである。 漢字Talk 7.5.5 快適環境のできあがりなのだ。

■今回の厳選素材

オールドマックと、下記のファイル群。

※全て、日本のアップルサイトからダウンロードできる。

■調理法

  1. 起動可能な最小限のシステムソフトウェアと上記のファイル群を格納した起動用の CD-R か、外部ハードディスクを用意し、それを使ってインストール対象マックを起動する。
  2. 「ドライブ設定」アプリケーションを起動して、システムをインストールするハードディスクを初期化する。 ドライブ設定が使えない機種の場合は、Apple HD SC Setup(米国アップルサイトにある)か、それでもだめならサードパーティ製のディスクユーティリティを用意する。 たぶん老朽化が進んでいるだろうから、ディスクのテスト(検査)をしておいた方がよいだろう。
  3. ファイル「KT 7.5.3.smi」をダブルクリックしてマウントし、インストーラを起動してインストールする。 終わったら、「起動ディスク」コントロールパネルで、今インストールしたハードディスクを選んで再起動。
  4. フォルダ「漢字Talk7.5.5 Update」内のディスクイメージファイルを Disk Copy アプリケーションにドラッグ&ドロップしてマウントし、ボリューム「7.5.5 アップデート 1」のインストーラを起動してインストールする。 終わったら再起動。
  5. 「Open Transport 1.1.2」のインストーラを起動してインストール。 終わったら再起動。
  6. 「AppleShare クライアント 3.7.2」の Installer を起動してインストール。 終わったら再起動。
  7. ディスクイメージファイル「OT/PPP Install」、「CCL Disk」を Disk Copy アプリケーションにドラッグ&ドロップしてマウントし、ボリューム「OT/PPP Install」のインストーラを起動してインストールする。 終わったら再起動。 ボリューム「CCL Disk」には、CCL ファイルが入っている。
  8. QuickTime 3.0 もディスクイメージファイルをマウントしてインストーラを起動してインストールする。 終わったら再起動。
  9. できあがり。

 Open Transport/PPP 1.0 や QuickTime は必要なければインストールする必要はない。 QuickTime については、QT4 も使えるようだが 68k の場合に気持ち悪いので、私は QT3 を使っている。

(2000/7/31)

 関連ファイルは全て日本のアップルサイトからダウンロードできると書いたが、QuickTime 3 は消滅しているという情報をいただいた。 アップデートしたければ、QuickTime 4 を使うしかない。

(2001/1/26)

Copyright 2001 TAKAHASHI,Ryoji
All rights reserved.