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Apple CD-ROM ドライバの秘密

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 古生代からのマックユーザーのあなたは、2倍速などというPentiumIIを背負ったカタツムリのような遅さ(しかもキャディが必要だったりする)のドライブを使っていたとする。 そんなとき、店先で6,800円で売られている24倍速SCSIドライブ、あるいは1,000円の4倍速SCSIドライブを見つけた(しかも箱・取説なし、御丁寧にWindows対応とか書かれてたりする)としよう、「これがマックで使えたらな〜」と思ったことはないだろうか?

 普通、MacOS は純正以外のSCSI CD-ROM ドライブは使えない(ドライブメーカーからデバイスドライバを手に入れられれば別だが)。

 「CD-ROM Toolkit」などを買えば、使えるとは言うけど、へたをするとソフトの方がドライブ本体より高いというなんだか納得できない状況に陥ってしまう。 フリーウェアのデバイスドライバもあるみたいだけど、機能が限られるしなぁ。 

某ショップにて \1,000 で売られていたあやしいCD-ROM ドライブ。
TAXAN ブランドで中身はTOSHIBA 製の4倍速ドライブ。
そんな時もし手元に、
←こんな CD-ROM があればしめたものである。

 この「MacOS 7.6」でインストールされる機能拡張「Apple CD-ROM」J1-5.3.1 は何を血迷ったのか、純正以外の CD-ROMドライブでも使えてしまうのだ。

 この後 Apple は正気に戻ったのか、7.6.1にアップデートしてしまうと純正しか使えないバージョン(5.3.3)になってしまうので気を付けよう、MacOS 8.5 のドライバもやっぱり純正品以外は使えない。

 というわけで、今使っているシステムフォルダの機能拡張フォルダの中にある Apple CD-ROM(MacOS 8.5 などではApple CD/DVD Driver)を MacOS 7.6 に付属しているJ1-5.3.1 というバージョンに入れ替えてみよう。 あやしい激安ドライブが、あなたのマックでも使えるようになる(かもしれない)。
Apple CD-ROM

(1998/11/18)

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